■スマートモビリティ
電動バイクに関連する「スマートモビリティ」とは何だろうか?「CEATEC JAPAN」と言う、IT・エレクトロニクス分野のイベントに展示された電動モビリティについて見てきた。
「CEATEC JAPAN」は、IT・エレクトロニクス関連3団体が、IT・エレクトロニクス分野におけるアジア最大級の情報発信・交流メディアとして創設され、2000年に同分野の最新成果、最新動向、活力を世界に向けて発信する場として第1回が開催されて以来、着実に発展を遂げ、今回で13回目の開催を迎えました。
●TOYOTA(電動自動車と充電装置)
トヨタ自動車ではなく、トヨタホームのブースがあり、スマートモビリティとして電動自動車が展示されていた。さすがはトヨタ。自動車だけではなく住宅も手掛けている。以下はiQの電動車であり、充電装置もアピールしていた。電動自動車、電動バイクが発達すれば充電装置もそれに伴って重要な設備となる。充電装置は他のモビリティメーカー以外も数多く出展していた。
●コンセプトカー
ガルウイングドアのコンセプトカー。コンセプトカーなので見た目を意識したのでしょうが、実際の使用場面ではあまり意味が無いと考えます。注目すべきは1人のりである事。一人の移動はバイクが有利だが、雨に濡れないといメリットがあります。バイクより一回り大きいですが将来的には競合するんだろうと思います。
デリバリー(宅配ピザなど)を意識しているのかリヤには荷物スペースがあります。デリバリー業者のツールとして発展するとは考えられませんが(当初は高いので)個人の移動ツールとしても荷物スペースがあるのは良い事です。
●コクピット
丸ハンドルでもないし、バイクハンドルでもないし、どんな機構なんでしょうか?正面のディスプレイはおそらくナビなんでしょうね。
●市販されている電動モビリティ
実用的に安く作れるほろタイプ。
●NISSAN(電動自動車と充電装置)
NISSANのブースもご存じの通り、リーフをメインに充電装置が展示されていました。
●二人乗りスマートモビリティ
トヨタと違ってNISSANは二人乗り。こっちの方が二人乗れるし、一人の時は荷物も載せれるし便利だと思う。一人乗りとボディサイズは変わらないと思うし。
●コクピット
シンプルですね。スマートモビリティなんだから移動に徹して安くシンプルな方が本来の目的にかなっていると思う。
●実際に横浜市に試験導入されているパトカー
”日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は31日、二人乗り超小型電動車両"Nissan New Mobility Concept"を神奈川防犯シーガル隊青パト隊に提供すると発表しました。二人乗り超小型電動車両が警察本部認定の地域パトロールに採用されるのは日本初となり、横浜市内の青色防犯パトロール(以下、「青パト」)用車両として活用されます。” それがこれ。
いずれにしも、スマートモビリティは、効率的で快適な移動手段として発達していくんでしょうね。未来の構図は、電動自動車の小型化 vs 電動スクーター となりつつあるようです。どうなるんでしょうか。
Update 2016/05/01 Create 2012/10/20
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