家電量販店での電動バイク販売

2011年元旦の新聞に電動バイクを特売している折り込みチラシを見つけました。色々と考えさせられる事があります。思わず見に行きました。

●チラシの内容

電動バイク・商品 milettoという電動バイク
(製造元 ㈱プロスタッフ )
・価格 10万円
・電気代1円で3km走れる
・1回の充電で35km走れる
・全国ではあるが150台も販売する

●販売店

 このチラシは大手家電量販店のものです。 確かに以前から電動ビークル(車?バイク?)は、家電店でも扱う事がニュースなどで言われてましたが、それが始まったという事です。

 実際に売り場を見に行きました。少しさみしい感じでしたが、電動バイクが3台並んでおりパンフレットが置かれていました。パンフレットとは別に登録と自賠責保険に関する手順書(ナンバー、自賠責保険の手続き)がありましたので、登録等は自分でやってねという事なのでしょう。すなわち家電量販店は車体を売るだけなのでしょう。

 

 

●アフターサービス

 製造元のウェブサイト上にある販売店リストを見ると”修理OK”のマークが付いている販売店があります。アフターサービスはそこで受け付けるのでしょう。自動車整備店、二輪販売店、自動車電装整備店が主なところです。

●電動バイクについて

 現物を見た感想は、構造が非常に単純であり、車体とバッテリーとタイヤに組み込まれたモーターの3点だけです。機械的なものはありません。メンテナンス・アフターサービスを考えるとタイヤの交換、ブレーキの調整ぐらいではないでしょうか? 改造については将来的に外装部品、ランプ類などは発売されると思いますが大容量のモーターに変えて早くする?などのパーツは出るんですかね?・・・ バイクをいじって楽しむ者としては少しつまらないと思いました。

 しかしながら、移動の道具としては最適な要素を持っています。もっと量産されて価格が下がり、航続距離等の性能が上がれば非常に普及すると思います。メンテナンス・改造を行って楽しむのは、普及の状況を見ながら考える事にします。

 

Update 2016/05/01  Create 2011/01/15

 

 

関連記事


電動スクーターの構造
電動スクーターの構造は非常に簡単です。モーター、バッテリー、コントローラーの3つであり、他はスクーターのフレーム、タイヤ、ボディ、その他部品だけです。

  

    スクーター 4st_Mini 故障診断 コラム サイトマップ

このページの先頭へ