■バイク盗難予防策
原付バイクは、いたずら盗難を防ぐ為の簡単な予防処置(U字ロックなど)で良いと考えますが、狙われやすい高級車(外車・国産を含み)についてはそれなりにお金をかけた対処が必要です。
しかしながら、相手はプロであり、あらゆる物体を切断する工具やクレーンが付いたトラックまでも持っています。従って100%防ぐ方法は無く、あくまでも盗みづらくする為の対処であると認識する事が肝要です。
●バイク盗難予防策の基本
●高級バイクである事を分かり難くする
窃盗集団は常に高級車を探しています。シャッター、扉の付いた自宅ガレージ又は貸しコンテナ等はいいのですが、通りから目に付く場所である場合は、
屋根付きであってもバイクカバーをかけておきましょう。
●構造物への固定
動かなくする事(U字ロック等)よりも、カードレール等の構造物へつなぐ方法のほうが持っていかれにくいでしょう。自宅保管の場合で構造物が無い場合に対して地中に埋め込む構造物も販売されています。
●警報装置(アラーム)又は警報装置が付いている事を見せる
アラーム(警報)装置は、田んぼにある納屋に保管している場合では意味がありませんが、人がいる場所であれば効果はあるでしょう。又、警報装置もどきのLEDが点滅している物も同様だと思います。要は泥棒の心理に作用する事です。
●動かなくする
基本的な対処でありしないよりしたほうが良いですが、上記、構造物への固定、警報装置と連携して物がベターでしょう。
●盗難保険
自動車保険会社ではなかなか無いサービスだが、盗難保証のついた以下ロードサービスがあります。高級なバイクに乗っているのであれば検討したほうが良いかも。
車両盗難保険金額 | 追加年会費 | 車両盗難時の自己負担 |
30万円 | 11,000円 | 5% |
60万円 | 20,000円 | 5% |
100万円 | 32,000円 | 5% |
●盗難に遇った場合の対処
まずは、警察に届け出ましょう。警察は捜してくれはしないと思いますが、盗難車のデータに登録してもらう事が重要です。犯人が検挙されて押収品にあなたのバイクがあれば連絡をもらえるでしょう。又、いたずらで何処かに捨てられた場合もあなたに連絡が入るでしょう。いずれにしも10%の検挙率とはいえ届けておくべきです。
Update 2015/01/01 Create 2010/10/10
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バイクは盗まれやすい。盗難予防ツールを買う前に、盗難の現状・手口を理解しましょう。そうすれば盗難にに対する対処や、盗まれにくくする為の方法が見えてきます。