■足回りASSYをレッツからZZに交換

レッツ2に、スポーティー感とどっしり感を出したく思った。基本的には大掛かりな加工を必要としない事で考えた結果、前後の足回りをZZの12インチに変えることにしました。レッツ~ZZは同じ車系ででありフレームはほぼ共通です。従って、フロント足回りはポン付けが可能でした。

●フロント周りの構造と改造の基本構想

フロント廻りの構造

基本構造

フロント周りの基本構造は、スクーター・バイク・自転車共に共通です。

フレームのベアリングとハンドル&前輪の構造。

グレーのフレームを中心に下からフロントフォーク(タイヤを含むアッセンブリー)、上からのハンドルをベアリング付近で結合しています。

 

基本構想

レッツ2に対して、ZZのフロントフォーク(タイヤを含むアッセンブリー)を入手しポン付けが可能と考えました。ブレーキもレッツ2のドラム式からディスクブレーキに変更できるので、一石二鳥のアップグレードと思った。それを基本構想として、ヤフオクで部品を物色。

 

●部品の入手

フロントタイヤ

●部品の入手(タイヤ・ホイール)

ヤフオクで入手ししました。ホイル&タイヤ。前後で11,000円。安いとは思わなかったが、タイヤ残り山を別として、ホイールの前後それぞれの相場は5,000円程度だったので入手した。(2010年5月頃)

フロントフォークASSY

●部品の入手
(フロントフォークアッセンブリー)

ヤフオクで12,000円ぐらいで入手ししました。ハンドルが付いているものがベターですが、ハンドルはレッツ2の物が利用可能なので、最低でもディスクブレーキのレバー・タンク付きのものが良いです。

入手したのはハンドル以外のアッセンブリー(Fフォーク、ブレーキレバー・リザーブタンクを含むアッセンブリー)でした。

 

 

 

 

●レッツの分解

フロント廻り

●レッツ・フロント周りの分解

ハンドル廻りフロントレッグシールドを分解します。
(手順はそれぞれのページを参照)

フロント廻りの分解後 ハンドル廻り、フロントレッグシールドの分解後。
ハンドル固定ボルト ①ボルトを緩める。
②六角ボルトを外す。
これで、ハンドルは上に抜けます。スピードメーターケーブル、ブレーキワイヤ等の取り外しも忘れずに!
ハンドルを抜いた状態 ハンドルを抜いた状態です。
ステアリングアッパーレースの取り外し

ステアリングアッパーレースを片口スパナで外します。

サービスマニュアルでは特殊工具の使用を推奨しているが、片口スパナで代用可能です。

ステアリングアッパーレースはあまり強くしまっていなません。ここを外せば、フロントフォークは下に抜けます。

フロントフォークの取り外し

ハンドルを抜き、フロントフォークを下にずらした状態。

スピードメーターケーブル、ブレーキケーブル類は、完全にフロント部下方へ抜きましょう。

フロントフォークはそのまま、下に抜けます。

フロントフォークを抜いた状態 フロントフォークが抜けた状態

●ZZ部品の組み付け

フロントロアベアリング

●ベアリングにはグリスを

ロアベアリングを下から覗いた状態。

ロアベアリングを止めている物は何もありません。

スプレーグリスを塗っておきました。

フロントフォークの取り付け

●ZZのASSY組み付け

ZZ用のフロントフォークを取り付けます。取り付けはスクーターを立てた状態では不可能だったので(2人いれば可能だと思うが)倒した状態で差し込みました。

ガソリンタンクキャップの空気穴をふさぐ スクーターは一時的に倒す事は可能です。しかしながらガソリンだけはすぐに漏れてくるので、ガソリンタンクキャップの空気穴には、”ようじ”をさしこんで漏れるのを防ぎます。
フロント廻りの組み付け完了

Fブレーキホース類を組みつけて一旦完了!

部品の加工はゼロでした。ポン付け(レッツ2⇒ZZ)は一旦成功!

 

Update 2015/01/01  Create 2010/10/10

 

 

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