■川崎大師・交通安全祈願
川崎大師へ交通安全祈願に行ってきました。首都圏で有名な祈願所であり、その壮大な設備に驚くも祈願する心の考え方について少し共感した。
●場所・祈願スキーム・料金
①場所
車・バイクの安全祈願を行う場所は、川崎大師そのものと別にあります。川崎大師は京急川崎大師駅から歩いて近くであり、車・バイクの安全祈願を行う場所は、首都高速・横羽線・大師インターの近くだ。又、東京アクアラインの入り口付近に位置します。
②受付前
実際の祈願は写真の状態で行われます。入り口に入ると直ぐに係員寄ってきて、「祈願か?大師へのお参りか?」と聞かれ、「祈願だ!」と答えると写真の左側にあるレーンに誘導される。待合レーンに駐車したら受付を済ませて待てといわれる。それらはカーフェリーに乗る手順に似ている。
③受付
バイクを駐車して受付に向かう。受付所では、氏名・住所・車のナンバーを記入する。それを渡して、
5,000円を支払うと右記のお守り類を受け取る。お護摩札 名前・住所・ナンバーが記入され、祈祷後に渡される。
交通安全お守り
身代わり守り
ステッカー 厄除けのマークらしい。シールタイプ・マグネットタイプが選択可能で
あり、車・バイクに張るもの
④祈祷 祈祷はAM9:00~PM4:00まで30分おきに実施される。時間になったら、本道前へ車を誘導され、本道で祈祷に立ち会う。
●お坊さんの話
本堂でまず出てくるのはお坊さんだ。祈願の前に説教(導入部分のお話)がある。その話について要約してみよう。そして安全祈願について考えてみよう。
・祈願とは二つある
一つは合格祈願、当選祈願、結婚祈願の様に、今ないものをGETする様なポジティブな祈願。二つ目は反対の意味を持つ厄除けや交通安全祈願などの、何も起こらない事を祈るネガティブな祈願。
たとえ話として、電車の時刻の話があった。日本の電車は定刻どおり運行され、電車が遅れたら皆怒るだろう。しかし外国では電車は定刻どおり来ないのが常識であり定刻どおりきた場合はラッキーだと思えるだろう。すなわちどこに基準を置くか・・・である・・・
合格できなかったなど悔やむのか、事故が起きなかったのをありがたむのか・・・ 人間の欲望は際限が無い。
・仏教の教えは真ん中
仏教の教えは、「ほどほどに」という事らしい。合格など福が来なくても悔やむことなく、事故がおきないかと心配しすぎる事も良くない。平常心で事故が起きなかった事に感謝しようということだ。
・災難の無い今の状況に感謝しよう!
上記のとおり事故が起きなかった事に関する気持ちが重要だと思った。そしてその様な閑雅を持てる人ほど無謀運転をせず事故は起きないのだと思った。
●川崎大師の駐車場も兼ねている
川崎大師の駐車場も兼ねています。車は700台、バスは40台止められる広さだ。川崎大師そのものの周りはコインパーキングしかない。大晦日の参拝にはこの駐車場を利用しよう。
Update 2016/05/01 Create 2013/09/25
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安全祈願。お金は掛かるが、中古車であればあるほど行っておいた方が良いと思う。祈願を行う事で、前のオーナーの思いを断ち切り、改めて自分の愛車としてバイクライフを歩み出す儀式として行なう。昨年は違うバイクで、川崎大師へ安全祈願に行った。今年は首都圏の有名所の成田山へ行ってみた。