■タイヤの点検と対処

バイクのタイヤもしっかりとメンテナンスしないと危険です。基本的な空気圧の点検からパンクの修理まで、方法や基準、使用するツールについて。

●タイヤの空気は自然に減る

タイヤの空気は自然に減少します。分子レベルでみるとタイヤを構成しているゴムの分子よりも小さな空気の分子が通り抜けていく分だけエア抜けは必ずあります。

バイクの空気圧は毎月のように点検したほうが良いでしょう。1ヶ月に10%減ると言われています。3ヶ月毎に調整した方が良いでしょう。

空気圧が減少するとタイヤのたわみが大きくなることでタイヤ温度が上がり摩耗を早めますし、転がり抵抗が増えることでバイクの燃費も悪くなります。

●空気圧の点検

空気圧ゲージなんて非常に安いものです。それを買って自分でチェックするもよし、カーショップ、バイク用品店、ガソリンスタンドにあるゲージ付きポンプも便利ですね。

バイクのタイヤ空気圧

タイヤゲージとポンプ

理想的なのは、ペンシル型のタイヤゲージをバイクに入れておき、ゲージ月のフットポンプを自宅においておく事でしょう。

●空気圧の規定値

自分のバイク・スクーターのタイヤ空気圧規定値を知りましょう。規定値は必ず車体(スクーターなら足元廻り、バイクならスイングアーム)に貼ってあります。

 

●エア抜けが多い場合の点検ポイント

・異物・ひび割れの確認

タイヤトレッド面に異物(何か刺さってないか?)の確認及びタイヤ側面の異常の確認。

・バルブからの漏れ

バルブが劣化していて、バルブの根元からエア漏れしている場合があります。濃い目の洗剤をスプレーし、バルブを左右に動かして泡が立たないか確認しましょう。

バルブからの漏れ

・ホイール・リムのゆがみ

ホイール・リムのゆがみが無いか確認しましょう。また、ゆがみが無くてもリムに濃い目の洗剤をスプレーして泡が立たないか確認してみましょう。

ホイール・リムのゆがみ

●磨耗限度とスリップサイン

スリップサイン・磨耗限度

タイヤには摩耗限度が設定されています。トレッド面の溝深さが二輪車では1.2mm、四輪車では1.6mm以下になると寿命と決められています。

 

・スリップサイン

又、スリップサインという物が国産タイヤには付いています。サイドウォールに△マークが数ヶ所あり、そこからトレッド面を見ると、摩耗が進んだタイヤの縦溝が切れるように作られていて、スリップサインが現れたら交換です。

●タイヤのひび割れ

タイヤは溝が残っていても時間と共にひび割れが発生します。

一般的にタイヤの時間的な寿命は5年と言われており、ひび割れが発生しているタイヤは非常に危険で、必ず交換しましょう。

タイヤ側面のひび割れ

トレッド面のひび割れ

●タイヤのパンク

以下は、長距離ツーリング中に木ねじを踏んだものです。

よく見ると、木ねじの頭はいい感じに磨耗し、タイヤに馴染んでいます。だいぶ前から刺さっていたと思いますが空気は抜けていませんでした。おそらく貫通していないんでしょう。

旅先だったので、はレッドバロンで修理してもらいましたが、約10cmぐらいの木ねじでありタイヤを貫通していました。修理代は1,600円ぐらい。

木ねじを踏む

●パンク修理と自分でやる場合の注意点

バイク好きなら自分でやるのもあり。タイヤのパンク修理は以下の手順となります。

1:異物を抜く

刺さっている物が小さく、タイヤを貫通していない場合は抜くだけでよい場合がありますが、ちょっと不安ですね。万全を期すには以下のとおり一旦貫通させてから補修材を埋め込んだ方が良いでしょう。

2:穴を貫通させて補修材を埋め込む

一旦穴を貫通させて、補修材を埋め込みます。エアを入れて、補修材が完全に感想するまで(約24時間)は50km/hで走行しましょう。

バイク・タイヤ・パンク修理

3:パンク修理時の注意点

注意 防護メガネをする

異物の除去する場合に、異物が空気圧で飛んでくる場合があります。必ず保護メガネを。

注意 タイヤの回転方向及び異物の除去時にその方向に立たない

異物の噴出、バーストに備える為に、その方向にいないこと。

 

Update 2016/06/18  Create 2010/10/10

 

 

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